年末年始に豪雪に見舞われた青森市は、14日の朝の時点で生活道路については緊急車両が通行できる程度の除雪を「おおむね完了した」と発表しました。

青森市議会で14日、雪対策特別委員会が開かれ、除排雪の状況が報告されました。

それによりますと、14日朝の時点で生活道路は緊急車両が通行できる程度の除雪を「おおむね完了」したとしています。

一方、幹線道路では青森市東部の藤田組通り、明の星通り、それに浜館地区の通りなどは本来の2車線のうち1車線しか確保できておらず、早期に排雪を進める計画です。

また、小中学校の通学路は各学校から除雪の要望があった場所のうち全体の15%にあたる47か所の作業が終わっていないということです。

市は、15日から始まる冬休み明けの授業に間に合うよう除雪する予定です。

県内は15日から再び雪の予報が続いているため、委員からは迅速な対応を求める要望が相次ぎました。