若者の献血者数の減少が課題となっている中、献血への理解を深めてもらおうと、県内の学生らが高知市で献血を呼びかけました。
インフルエンザなどの感染症が流行する影響で献血者が減少傾向にある毎年1月から2月にかけて、全国一斉に「はたちの献血」キャンペーンが実施されています。
イオンモール高知で行われたイベントでは高知大学2年生の井本梓(いもと・あずさ)さんが高知県赤十字血液センターの1日所長に任命され、高知県内の大学生や高校生らと一緒に、訪れた人に献血を呼びかけました。
高知県赤十字血液センターによりますと、県内では少子化の影響もあり、30代以下の各年代の献血者数が10年前のおよそ5割から7割まで減少しています。
▼30代女性医療従事者
「若い方のほうが長い間献血ができるので、若いうちに(献血を)やってほしいなと思います」
▼高知県健康政策部薬務衛生課・平松佐穂課長補佐
「特に30歳以下の若い方の献血不足が高知県に限らず全国的に問題になっていますので、できるだけ若い方に献血の正しい知識を持ってもらって、献血に参加していただきたいということで啓発をしております」
1月18日(土)と19日(日)にもイオンモール高知に献血バスが訪れる予定です。