海の上に巨大な風車を設置して発電する洋上風力発電についてです。青森県の「促進区域」で初めて選定された事業者が、小谷知也副知事を訪ね、「地域社会との共存・共栄」を軸に事業を進める考えを示しました。

洋上風力発電の促進区域の県内初の事業者となるのは「つがるオフショアエナジー共同体」で、共同体に入る3つの企業の代表が小谷知也副知事へ事業の見通しを報告しました。

計画では、つがる市と鰺ヶ沢町の沖合いに風車41基を建設し、2030年6月に運転を始める計画です。

建設から撤去までの波及効果は、地域経済だけで7000億円と見込まれています。

3社の代表は、「地域社会との共存・共栄」を始め3つの視点を軸に事業を展開すると説明しました。

JERA 奥田久栄 社長
「地域あってのプロジェクトだと思っていますし、地域の皆様と一緒に作っていくプロジェクトだと考えている」

小谷副知事は、今回の計画を「ビッグプロジェクト」と評価し、「日本の再生可能エネルギーの先進地になってほしい」と期待を寄せていました。