大雪のピーク後も「道路冠水」や「路面凍結」に注意!

日比キャスター:
雪のピークが終わった後でも雪が降ったり止んだり、また固まったりということもあります。

▼雪の重みで家屋や車庫の倒壊・落雪があったり、▼雪の重みで倒木して断線し停電が発生するということも可能性としては考えられます。

また、気温上昇や雨で雪がとけて道路が冠水するということもあります。さらに、早朝の急激な気温低下で「路面凍結」も発生するので、こちらも引き続き注意してください。

また、「路面凍結」の中での急ブレーキにも注意が必要です。

【時速40kmから急ブレーキをかけた時の制動距離】(JAF東京支部によると)
▼圧雪路(雪が踏み固められた状態)
ノーマルタイヤ:29.9m
ノーマルタイヤ+チェーン:28.4m

▼氷盤路(路面凍結)
ノーマルタイヤ:105.4m
ノーマルタイヤ+チェーン:59m

特に都内では路面の凍結に慣れていないので、車の運転には最大限の注意が必要です。

そして凍結への備えとして、水道管にも注意してください。

屋外の水道管については、保温材を巻きつけてヒモで固定し、ビニールテープなどで隙間なく重ねて巻いておくと良さそうです。

また、給湯器の配管については、給湯器の運転をオフにするか、給湯器のガス栓をしめて、幅4mm程度の水を流し続けると良さそうです。