今シーズン最強寒波の影響は全国の広い範囲に及んでいて、日本海側を中心に各地で大雪が続いています。さらに東海地方にも影響が。スリップ事故も起きています。(1月10日午後5時30分頃放送)
“今季最強寒波”の影響で大雪被害相次ぐ
日比麻音子キャスター:
大雪の影響が広がっていて、被害も出ています。

【10日 午後4時時点の積雪】
青森・酸ケ湯:370センチ(平年比164%)
山形・肘折:198センチ(平年比117%)
新潟・守門:194センチ(平年比159%)
気象予報士 森田正光さん:
1m四方では水だと1tあります。雪だと約0.5t程度なので、約500kgあるんです。だから、370cmということは、1m四方で約150kgの重さがあるということなので、とんでもない量です。
日比キャスター:
雪による被害ですが、青森県では9日午前9時時点で6人が死亡。全て屋根の雪下ろしの中だったということです。(青森県HPより)
岐阜県でも8日、雪の坂道で滑った車にひかれて男性(73)が死亡。また、高知県いの町でも9日、除雪作業中の運転手(46)が事故で死亡したというケースも相次いでいます。
「雪はとにかく重い」ということを意識しておきたいですね。
森田気象予報士:
雪はいったん積もり、降雪が弱まった際に隙間ができます。そこに新たに雪が積もると、その雪が滑り落ちるので雪崩のようなことが起きます。なので、雪かきや雪下ろしなどは本当に気をつけたいところです。
日比キャスター:
交通への影響も見ていきます。

【新幹線】
▼山形新幹線
始発~午前11時頃まで
「福島駅」~「新庄駅(山形県)」の間で運転見合わせ
▼東海道新幹線
始発~
「名古屋駅」~「新大阪駅」の一部区間で速度を落として運転し、遅れ発生
【飛行機】
▼全日空
「庄内空港(山形県)」「鳥取空港」など発着の14便が欠航
▼日本航空
「但馬空港(兵庫県)」など発着の6便が欠航
今後、引き続き交通への影響も出てくるのでしょうか?