強い寒波の影響で、岡山・香川の各地では10日、今シーズンで最も寒い朝となりました。

午前7時ごろの津山市内の様子です。道路一面が降り積もった雪で真っ白になっています。

「(体に)かなりこたえますね。肌にさすようです。寒さが」

気象台によりますと、けさ(10日)の最低気温は岡山県奈義町でー10.7℃、高松市香南町でー3.6℃となっていて、岡山・香川のほとんどの観測地点で今季最低を記録しました。岡山市中心部も、今シーズンで最も寒い朝に。

「温かいのを。きょうすごい寒いから。事務なのでかじかんでいると仕事ができないので」
寒波のピークはきょう(10日)とみられていて、気象台では、引き続き路面の凍結などに注意するようよびかけています。

一方、交通機関への影響です。JRは、「特急やくも」と「スーパーいなば」の一部の列車で、運転を取りやめています。また、伯備線・姫新線・因美線では朝から一部区間で運転の見合わせが発生していましたが、午後以降、伯備線・姫新線では順次、運転を再開する予定だということです。
JRでは、今後も最新の情報を確認してほしいと呼びかけています。