▼「ベチャベチャの雪」は厄介

さらに雪の質も、サラサラの雪からベチャベチャの重たい雪に変わってきています。

ベチャベチャの雪は水分を多く含んでいるので、さまざまなものにペタペタとくっつきやすいのが特徴です。そのため木や葉っぱに多く雪がついて重みで木が倒れてしまうことも。また、電線に雪が付着することで、電線が切れたり鉄塔が壊れたりしてしまい、停電被害が長引いてしまう可能性もあります。

標識や信号が見えにくくなるという問題点もあります。

そんな雪の現状ですが、このまま温暖化が続けば、2050年には「冬の大雪」ではなく「冬の大雨」になるのではないかとも見られています。