「僕はその3名が上がりますね」イチローさん感銘の質問に

「考える」事が強みとわかった時、目の前の景色は変わる。 岐阜高校の部員はある質問でその可能性をイチローさんに感じさせた。
部員:
あの人だったらどういう風に思うだろうかとか、どういう声を掛けてくれるだろうかっていう、イチローさんにとってのそのような人はどういう人なのかなって

“イチローさんにとって…”部員の今までになかった質問に新たな発見があった

イチロー:
僕にとってはね、迷った時とか、困った時とか、悩んだ時とか、そういう時に思い出すのは当時(オリックス)の監督ね、仰木監督。面白い人だったからね、本当尊敬してる。王監督の事も。第1回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で監督と選手の立場で時間を過ごしたんだけど、やっぱり大きな存在だった。妻の存在もそうですね。近くにいる事もあって、そう問われれば、僕はその3名が上がりますね。

高校野球指導を始めて5年。今までになかった質問だった。こうした新たな発見があるから高校生に惹かれるのかもしれない。感銘を受けたイチローさんは噛みしめて部員らに語った。

「高校生を見る目は、みんなに会って少し変わるかも。それぐらいインパクトがありました。」

イチロー:
こういう空気感、うわー。初めてかもしれないね。僕にとってもすごく刺激になりました。高校生を見る目は、みんなに会って少し変わるかも。それぐらいインパクトがありました。じゃあいい報告を待っています。野球もその後もね。とにかく期待しています。頑張ってください。

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