10日(金)には寒気が関東を覆う予想 12日(日)には一部で雪が降るおそれも

気象予報士 小野裕子さん:
10日(金)にはJPCZが山陰の辺りに流れ込む予想となっていて、西日本の日本海側でも大雪、積雪や路面凍結のおそれがあります。
大雪の注意点として、9日(木)は山形県・北陸中心に、9日(木)夜以降には広い範囲で50センチ以上となり、西日本でも中国山地で50センチ以上降るところがありそうです。2日間で1mを超えるようなドカ雪となるところもありそうです。
JPCZはずっと同じ場所ではなくて、北に行ったり、西に行ったりなど、動くものです。それで雪の強まりやすいエリアも変わってきます。
一気に雪が降ると、除雪が追いつかなくて道路に一気に雪が積もって、車の立往生が発生しやすくなります。
不要不急の外出は控えてほしいですが、やむを得ず通行する人は▼暖をとるもの、▼携帯トイレや▼スコップなどを携帯するようにしてください。
そして、今回は雪に慣れていない地域でも積雪のおそれがあります。

今後の予想ですが、9日(木)がピークとなり、10日(金)には寒気が関東も覆うようになる予想です。平地で大雪となるような目安の寒気も西日本に入ってきそうです。
そして11日(土)になると徐々に抜けていく傾向となりそうです。その後、4~5日は寒波の影響が続くことになりそうです。

そしてこの先、日本海側では10日(金)にかけて特に大雪に警戒です。12日(日)には東京で雨マークがついていて、実は小さな雪マークが隠れています。
都市は雨より、ちょっと内陸に行くと雪が混じって、八王子などでは雪が降る予想となっています。最新の予報を確認するようにしてください。
==========
<プロフィール>
小野裕子さん
気象予報士 防災士
前職はアナウンサー