香川県が、今年春から運航を予定している「こども図書館船」の業務などに携わる地域おこし協力隊が着任しました。
1月1日から香川県の地域おこし協力隊に着任した3人が、けさ(7日)池田知事と面談しました。このうち、橋本絵美子さんと大塚千尋さんの2人は「こども図書館船ほんのもり号」の企画・運営などに携わります。

「ほんのもり号」は世界的建築家の安藤忠雄さんの発案で、3000冊の本を載せた船が主に県内の島々を巡り、子どもたちに本とふれあう機会を提供します。
(大阪府出身 橋本絵美子さん)
「本が好きという子どもたちを増やしたいな、自分の夢だったりとか自分自身を知るだったりとか」
(東京都出身 大塚千尋さん)
「地方公務員として地域の人であったり子育て支援の団体の人などと協力して仕事をしてきた経験もあるので、子どもたちの声を聴きながら運航のたびに良くしていける点を考えていきたい」
池田知事は、香川県の魅力を移住者の視点で見つけてもらいたいなどと3人を激励しました。