自宅で知人女性にわいせつな行為をした罪に問われている岡山県警の警察官の男の裁判です。きょう(17日)の証人尋問で、女性が当時の状況などを証言しました。

不同意わいせつの罪に問われているのは、岡山県警の警視の男(58)です。起訴状によりますと、警視の男は、去年5月、岡山市内の自宅で、多量のアルコール飲料を飲んで泥酔していた知人女性の下半身を触るなどのわいせつな行為をした罪に問われています。

きょう(17日)の裁判では、その女性の証人尋問が行われました。女性は、警視の男が女性の方から抱きついてきたなどと主張していることに対し、「絶対していません」と反論。また、犯した罪にふさわしい、「できるだけ厳しい罰を」と求めました。

一方、警視の男は、おととい(15日)の初公判で「わいせつ行為を一切していません」「私は無実です」と無罪を主張しています。裁判はあす(18日)も開かれます。