(南波岳大さん)
「この柱のこちら側は厨房になりましてここの前はグッズのショップになります」

(江幡記者)
「10月下旬、最後のリニューアル部分の出店内容が明らかになりました。
それは1階の菜園通に面した一等地に、盛岡市に本社があるヘラルボニーが、ショップやカフェ、ギャラリーの複合店舗「ISAIPARK」を2025年3月にオープンさせるというものです。
障害のある作家の作品をファッションに活用し若い人を中心に人気が急上昇しているヘラルボニー。
世界の高級ブランドなどが軒を連ねる1階としては意外な選択に見えますが、県外から高級ブランドを持ち込むのではなく、岩手の文化を外へ発信する方向へかじを切りました」

(南波岳大さん)
「岩手盛岡の文化を外にない独自のキャラクターを作り、世界に、あるいは日本全体に発信していくそういった機能を持つ必要があるというふうに考えております」

(奥村キャスター)
「リニューアルの効果なのか思っていたより若い人が多かったですね」

(江幡記者)
「カワトクは長年、顧客層の高齢化が課題となっていたのですが、環境に配慮した化粧品のコーナーなどで新規顧客をつかむことに成功しました」

(奥村キャスター)
「1階のメインフロアにヘラルボニーがオープンするというのも、思い切った戦略ですね」

(江幡記者)
「海外ブランドに関してはお得意さまを対象にしたバーチャル販売会を開催するなどして一定の売り上げを確保しています。
それ以上に盛岡の百貨店にしかできない、差別化を選んだということになります」