12月9日、岩手県花巻市の住宅で義理の父親を殴るなどの暴行を加え、その後死亡させたとして、盛岡地検は26日、74歳の男を起訴しました。

傷害致死の罪で起訴されたのは、花巻市高田の無職・伊藤和雄被告(74)です。起訴状などによりますと、伊藤被告は12月9日午後9時ごろ、花巻市東十二丁目(ひがしじゅうにちょうめ)の住宅で、義理の父親の佐藤直さん(当時88)をつえやテレビのリモコンで複数回殴り、胸部にテレビを押し付けるなどの暴行を加えたとされています。佐藤さんは、搬送先の病院で亡くなり死因は頭や体を殴られたことによる外傷性ショックでした。