予防法はやっぱりコレ! マスクでリスクを“20分の1”に

 効果的な予防方法はやはり『手洗い』『マスク』だといいます。

 手洗いのポイントは石鹸などで30秒以上かけて洗うこと。寒くなり乾燥して手荒れが心配ですが、手荒れをしていると細菌の繁殖も多くなりウイルスが付着しやすくなるということです。手洗いと保湿をセットで行うのが重要だといいます。

 マスクについて、京都工芸繊維大学の山川勝史教授に聞きました。正しく装着すると、飛沫の飛散を5分の1に減らすことができるといいます。そして吸い込みも4分の1に減らすことができ、リスクを20分の1に減らすことができるとうです。ポイントは、鼻の部分をぎゅっと押さえて漏れがなくすること。さらに、1人だけがマスクをつけても効果は薄く、多くの人がつけることでリスク軽減につながるといいます。