“家にいる感”は時代遅れ 年末年始の防犯対策

井上キャスター:
そして年末年始、帰省シーズンなので家を空ける方もいると思います。毎年言われている防犯対策に、▼雨戸をあえて開けておく、▼電気・テレビなどを付けっぱなしにするなど、留守中に家に人が残っていると思わせる行為が良いと言われていた時代もあります。
しかし、元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之さんは「犯人にすぐばれます。逆効果です」ということを話していました。

どうすればいいのかというと、「侵入しづらい家」ということを思わせる工夫をする。▼窓ガラスに防犯フィルムを貼る、▼補助錠を設置するなど、細かいところまで気を配っている家なんだ、ということを思わせる。
また、旅行や帰省前にやるべきこととして、▼新聞・郵便を止める、▼近所の人に留守を伝える。そうすると、異常があれば連絡してもらえるということで、こういった基本中の基本がやはり大切のようです。
ホラン千秋キャスター:
でも多くの人に留守であることを言いすぎてもいけないので、本当に信頼できる方に。でも近所づきあいがないと非常に難しいですね。
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<プロフィール>
小野裕子さん
気象予報士 防災士
前職はアナウンサー