父親の頭を包丁で刺し殺害しようとした疑いで、山口県警宇部署は26日、山口県宇部市の無職の男(47)を、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べでは、男は26日午前9時ごろ、自宅で一緒に暮らしている父親(76)を殺害しようと、頭を包丁で突き刺しましたが、傷害を負わせるにとどまり、殺害の目的を遂げなかったということです。
父親からの110番通報で駆けつけた警察官が、男を現行犯逮捕しました。父親は軽傷とみられます。事件後、男は包丁で自分の体を複数か所刺して出血するなどしていて、今は釈放され、入院しているということです。警察は男の回復を待って、事件のいきさつなどを聞くことにしています。