“恫喝”ともとれる取り調べ後に変わった「元部下の供述」

ではなぜ、元部下は『“個人への貸し付け”ということを山岸元社長は知っていた』という供述をしていたのか。ここで出てくるのが、大阪地検特捜部(当時)の田渕大輔検事による取り調べです。
元部下へ、2019年12月8日には自身の事件への関与を追及する取り調べ、その翌日の12月9日には、山岸元社長の関与を追及する取り調べを連続で行います。
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【田渕大輔検事の取り調べ映像より 2019年12月8日】
「バンッ(※机を叩く音)。うそだろ。今のがうそじゃなかったら何がうそなんですか。何を言っているんだ!ふざけんじゃないよ!ふざけるな!家族に誓って、良心に誓って、うそをつかないって言ったのに、うそをついてまだ言い訳するなんて、ひどいだろ!どういう頭の構造してるんですか。どういう神経してるんですか!検察なめんなよ!命懸けてるんだよ、俺たちは。あなたたちみたいに金をかけてるんじゃねえんだ」
【田渕大輔検事の取り調べ映像より 2019年12月9日】
「はなからあなたは社長をだましにかかっていったことになるんだけど、そんなことする?普通。それに理由はありますか?自分の手柄が欲しいがあまりですか?そうだとしたら、あなたはプレサンスの評判をおとしめた大罪人ですよ」
こうした恫喝的な取り調べの後、元部下は自身の関与を認めました。また、山岸元社長の関与については、最初は証言し、その後、撤回していましたが、この取り調べの後、再び関与の証言に転じました。














