世界の年平均気温も従来の最高記録を大幅更新

世界の年平均気温偏差の経年変化(1891~2024 年・速報) 気象庁資料

2024年の世界の年平均気温偏差は+0.62℃(1~11月の期間から算出した速報値)で、統計を開始した1891年以降、これまで最も高い値だった2023年の+0.54℃を大きく上回り、最も高い値となる見込みです。

2024 年の異常気象・気象災害発生地域分布図 気象庁資料

世界各地で異常高温が発生し、各国の月平均気温や季節平均気温の記録更新が伝えられました。また、中国南部~東南アジアの台風(7、9~10月)、スペイン東部の大雨(10月)、米国南東部のハリケーン(9月)など、世界各地で気象災害が発生しました。

この資料は、日本の天候については2024年12月20日まで、日本と世界の平均気温、日本近海の海面水温及び世界の天候については11月までの状況を速報としてまとめたものです。