国宝の建造物に大学生が制作した映像を映し出すイベントの準備が進められています。
広島市東区にある国宝・不動院金堂で行われたのは、プロジェクションマッピングイベント「光でつなぐ歴史とみらい」のリハーサル投影です。
イベントは比治山大学、比治山大学短期大学部、エリザベト音楽大学の3校が合同で実施します。映像や音楽に加え、正確な投影に必要な建造物の3Dモデルの制作などを約30人の学生が担当しています。
国宝の建造物を用いたプロジェクションマッピングイベントは広島県内で初めてです。

8月には本番と同じ機材を使った投影テストが行われていて、学生らはそこで浮かび上がった課題の修正に取り組んでいました。
比治山大学短期大学部の松下蒼空さん(19)は「見た時の印象がパッと変わって、作品に奥行きが出た」と2ヶ月間の成果を振り返りつつ、「学生の作品がそれぞれ個性的で、観客の皆さんに楽しんでもらえると思う」と話しました。
学生が試行錯誤を繰り返した作品の数々が見られるこのイベントは、11月1日(土)と2日(日)に開かれます。
 
 
   中国放送
          中国放送
           
   
  













