にこやかな笑顔に多くの人が励まされました。
秋篠宮家の次女・佳子さまが24日、25日と鳥取県を訪問されました。
3年振りのご訪問、交流の輪が広がりました。
記者 齊尾和之
「3年ぶりの鳥取県ご訪問となる佳子さま。空港には、そのお姿を一目見ようと多くの人が集まっています」
24日、午後の便で鳥取砂丘コナン空港に到着された佳子さま。
緑を基調としたストライプ柄のワンピ―スに白のジャケットという、さわやかな装いで、出迎えに集まった人たちに向かって笑顔で手を振られました。
出迎えに来た人
「すごくすてきでした。かわいかった。写真に撮れないかと思ったんですけれど、それどころではなく。目に焼き付けられたら」
出迎えに来た人
「久しぶりに鳥取に来てもらえたので、すごく嬉しかったです。少しの時間でしたけれど、すごくきれいでした」
この日、佳子さまは、鳥取市にあるユニバーサルスポーツセンター「ノバリア」を訪問。地元の車いすバスケットボールチームが練習する様子をご覧になりました。
ノバリアは、障害のある人もスポーツに親しめるよう、おととし整備された施設で、佳子さまはプレーするメンバーに拍手を送ったり親しく声を掛けられたりしました。
佳子さまに声を掛けられた選手
「頑張ってくださいという風に声をかけていただいたので、とてもうれしく思いました」
そして翌日。佳子さまは、全国高校生手話パフォーマンス甲子園に出席されるため倉吉未来中心に。
この日の佳子さまは、ワインレッドの秋らしい装い。集まった人たちに近寄り、笑顔を見せられる場面もありました。
全国高校生手話パフォーマンス甲子園は、全国に先駆けて手話言語条例を制定した鳥取県が、高校生のパフォーマンスを通して手話の魅力を広めようと、2014年から開いています。
佳子さまは、自らも学ぶ手話を交え、開会式でおことばを述べられました。
佳子さま
「仲間と観客の思いや力を感じ、自分の思いや力も周りに伝えて、最高のパフォーマンスができるように私も応援しております」
コロナの影響で、現地開催となるのは3年振り。
3年前にも足を運ばれ今回で6回目の出席となる佳子さまは、待ちわびたように、全国から出場した15チームに拍手を送り続けられました。
今年の優勝は、埼玉県の合同チーム「坂戸ろう学園・大宮ろう学園」。
かつて手話教育が禁止された歴史に触れつつ、手話の豊かな表現力をアピールしました。
口元が見えるマスクを付けられた佳子さまは、優勝チームに親しく話しかけられ、にこやかに、表情豊かに、応援する気持ちを伝えられました。
坂戸ろう学園・大宮ろう学園 成塚元香さん
「一番大変だったのはどういうことなのかと質問されました。こちらは一生懸命頑張ってパフォーマンスしたとお伝えしました」
坂戸ろう学園・大宮ろう学園 吉瀬千咲さん
「おめでとうと、すごく上手な手話で伝えて頂きました。とてもうれしかったです」
これまでと比べると、訪れる場所も限られた今回の鳥取県訪問でしたが、にこやかな表情で優しい心を伝えられた2日間でした。
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