妻を殺害した罪に問われ、懲役19年の判決を23日に受けた元長野県議の丸山大輔被告は、判決から一夜明けた24日は、SBCの接見取材に応じませんでした。

丸山被告は、2021年9月、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美さんを殺害した罪に問われました。

丸山被告は、裁判を通して一貫して無罪を主張していました。

23日の判決で長野地裁は、争点となった事件前後の行動など、個別では被告を犯人とする「決め手」にはならないものの、総合的判断で「被告が犯人であると認められ、その認定に合理的な疑いは残らない」として、懲役19年の判決を言い渡しました。

丸山被告は、判決後、弁護団に「意外な判決でショックを受けている」と話していました。

丸山被告はSBCの判決前の接見に応じていて、「無罪を信じて待つだけ」などと話していました。

判決から一夜が明け、記者は話を聞くため拘置先の長野刑務所にいる丸山被告に接見を申し込みましたが、応じることはありませんでした。

弁護側は、年内にも控訴する方針です。