日本海側で大雪 中国・四国も注意

冬型の気圧配置の影響ですでに大雪になっているのが、東北の山沿いや北陸の日本海側です。

青森市では今シーズン初めて積雪が70センチを超えました。

市内では17日、雪かきをしていた男性(63)が車にひき逃げされたとみられる事件も発生。男性はいまも意識不明の重体です。現場周辺では18日、雪が降りしきる中、警察官が目撃情報の収集に当たりました。

18日午前10時半ごろの札幌市では、激しく降る雪によって視界が真っ白になり、前方を走る車はほとんど見えなくなっています。

北海道・岩見沢市では、平年の約3倍となる118センチの積雪が。朝早くからスコップや除雪機を使って雪かきに追われる人の姿がありました。

岩見沢市民
「ここからここまで(雪が)きていました」
「これだけ降られると捨て場もない」

降り続く雪の影響で、岩見沢市内では10の学校が臨時休校に。

小学校6年生
「きのうの夜に『あす休校です』と聞いて、うれしかった。友達とゲームをしたり雪かきをしていました」

このあとから19日にかけて、鳥取や兵庫などの日本海側では大雪になる見込みで、中国・四国・九州の北部でも山沿いを中心に雪になるおそれがあります。

また、晴れの日が続いた太平洋側では、空気が乾燥した状態が続いています。さいたま市桜区では18日夜、民家が全焼する火事が発生。この家に住む80代の高齢夫婦と連絡が取れていないということです。

さいたま市では10日連続、東京では12日連続で乾燥注意報が出されていて、火の取り扱いには注意が必要です。