強さの源流【練習日誌】
この日の練習は上り下りを含む40キロ走をおよそ2時間ほど。合間ではレース本番と同じ給水ドリンクでエネルギー補給を行う独自のこだわりがあった。さらに大学時代から続けてきたルーティンとも言えるのが【練習日誌】を毎日つける事である。綴られていたのは、その日に行った練習メニューが7年分と溜まっている。中身には自らを鼓舞する言葉も綴られている。

池田:
大会前とか同じ練習をする事が多いんですけど、1年前はこの時期どういう練習をやっていたとか、調子が良かった時はどんな事をやっていたとかが、簡単に振り返られると参考になる。
Q.練習に向けての準備は大切にしている…
池田:
簡単な練習であってもちゃんと準備をした上で練習に取り組む事で試合でも動じない。練習が始まるまでにいかに準備が出来ているかが大事。
エースとして新年のニューイヤー駅伝に臨む
まさにコツコツ積み重ねてきた努力が今年、花開いた今シーズンであった池田選手。来年、最初のレースはニューイヤー駅伝での走りとなる。

Q.駅伝ファンからも注目されている意識は?
池田:
注目していただけるのはありがたい事。そこで力を発揮出来てこそ本物の選手。エースとしての役割キッチリ果たして、結果として区間賞が付いてきてくれればいい。一番はチームのために走りたい。