「注意情報」を「避難情報」勘違いする人も?
一方、沿岸部の石巻市では11月、注意情報をテーマに防災訓練を行いました。
石巻市危機対策課 内海明彦防災専門官:
「『知っていますか!?』ということを強調した」

1日目は、マグニチュード7.4の地震が起き、後発地震注意報が出されたとの想定で市役所内で態勢などを確認しました。市では、注意情報を津波に対する避難情報と勘違いし避難を急ぐ市民がある程度いると想定しています。
石巻市危機対策課 内海明彦防災専門官:
「(勘違いして)車で逃げましょうってなると、道が渋滞してという状態が起きてくるので、当然そういった対策自体もこちらとして考えなければいけない。そういった一つ一つの起こり得るだろうということを、こちらも想定しながら事前に対策をとれることはないかとか、そういった手順を確認した」

また、2日目には、注意情報が出た後に、実際に巨大地震が起きたという想定で避難訓練を住民と一緒に行いました。