お正月を前に、カニの美味しい季節が到来。去年、大量発生したオオズワイガニは今、どうなっているのか?調べてみると安いのに美味しい、驚きの変化がありました。
今日は、札幌市北区の「でる」さんからの依頼です…
【依頼】札幌 北区の「でる」さん 50代
「そろそろカニの季節ですが、大量発生したカニは、今どうなってる?」
去年の春頃から、日高沖や噴火湾などで、オオズワイガニが大量発生。網が切られるなど、大きな漁業被害がでたことから、海の”厄介者”と呼ばれ1杯100円で投げ売りされたカニだ。
そのカニは今、どうなっているのか?さっそく札幌市内のスーパーに行ってみると…
・中尾大輔調査員
「ありました!オオズワイガニを発見しました。1匹580円で、隣は358円です」
店内には、2種類のオオズワイガニが山積みになっており、去年よりも少し立派に見えるが…
・吉本水産 東城哲也店長
「今も継続して入ってきている。あのときは小さかったが、今は大きくて、実入りのいいものを売っている」

やはり!オオズワイガニは、去年よりも大きく成長し、実入りもよくなったという。となれば気になるのは味だが。

・吉本水産 東城哲也店長
「食べてみるとオオズワイガニでも本ズワイガニでも遜色なく、言われないと気付かないと思う。オオズワイガニ580円のものを本ズワイガニだと1200円~1300円」
なんと、味は遜色ないのに、オオズワイガニであれば、本ズワイガニの半額以下で買えちゃうのだ。
では今もオオズワイガニは、大量発生しているのか?えりも町に行ってみると…