若い世代への予算シフトに市民は…
仮に郡上市が10万円の祝い金を廃止した場合、捻出できる財源は350万円ほど。

他にも敬老会への交付金の廃止も検討中で、1700万円を確保できる計算です。
足りない3500万円については、一つ一つの事業を検証しコストカットしていく方針です。
来年3月の議会で市長が提案する方向ですが、この若い世代に手厚い予算シフトに郡上市民は…。

(賛成・2児の母)
「子育て世代に優先でありがたい」
(反対・30代男性)
「100歳に対してかわいそう、失礼。皆さんのお祝いとして10万円あげるべき」
(賛成・80代男性)
「100歳って長生きできただけで幸せ。お金をあげる必要はない。行き届かない人に、お金を使ってあげれば」
(反対・60代女性)
「若い人も大事だけど、高齢者にも気をつかってくれるといい」
「高齢者のことも大切にしてほしい」との声がありましたが、山川市長は「若い世代と高齢者世代の分断を生む政策ではない」と強調します。