核兵器廃絶を訴え続ける「日本被団協」がノーベル平和賞に選ばれ、授賞式が10日、ノルウェーの首都・オスロで開かれました。核兵器が非人道的と言われる理由の一つが、被爆者の体を蝕み続ける放射線被害です。

被爆から、数ヶ月後、広島市内の救護所には、突然体調を崩した被爆者が大勢運ばれてきました。

爆心地から2.4キロ離れた広島市西区にある大芝国民学校(現・大芝小学校)。原爆投下後、かろうじて倒壊を免れた校舎は、臨時の救護所になりました。

1945年10月に撮影されたフィルムには、救護所だった大芝国民学校の様子も記録されています。