Google検索ランキング 全体の「急上昇ランキング」は あの球団

 Googleが「2024年Google検索ランキング」を発表しました。ランキングは、2024年1月1日から11月20日までの期間で、去年と比較して急上昇した検索キーワードで、「今年の話題や流行などを反映している」とされます。 この記事では47 都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングに注目します。全47都道府県のランキング1~5位は画像で掲載しています。
 
 都道府県ランキングの前に、まずは今年の全体的なトレンドを示す「急上昇ランキング」を見てみましょう。大谷翔平選手が移籍し、今年のMLBワールドシリーズで優勝した「ドジャース」が1位になりました。また、「南海トラフ」が6位にランクインしたほか、「アメリカ大統領選挙」が9位に、Creepy Nuts が主題歌を手がけた アニメ「マッシュル-MASHLE-」が10位にランクインしています。

Google検索ランキング 47都道府県別にみてみると

それでは47 都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングを見ていきましょう。Googleは全都道府県の1位から5位を発表しています。全体的な傾向をまとめます。

目立つのは、多くの地域で「南海トラフ」や「地震」が上位にランクインしていることです。特に太平洋側の都道府県で関心が高く、東京都、神奈川県、千葉県、静岡県、大阪府、兵庫県、和歌山県、福岡県などで5位までに入っています。高知県、愛媛県、宮崎県では「地震」が1位となりました。

2024年8月に日向灘で、マグニチュード7.1の地震が発生したことを受け、気象庁から「南海トラフ臨時情報」が初めて発表されました。そもそも南海トラフって?、自分の住んでいる場所の影響は?…そう思った人たちが多く検索したとみられます。

石川県では「能登半島地震」が1位となり、富山県、福井県、新潟県でも「地震」が1位でした。北陸4県では「北陸応援割」も上位に入っています。

自然災害では8月から9月にかけての「台風10号」がランクインしたのが、大阪府、山口県、岡山県、徳島県、福岡県など複数ありました。台風10号は、8月に「強い」勢力で鹿児島・薩摩川内市付近に上陸し、非常にゆっくりとした速度で列島を横断、鹿児島県、宮崎県、大分県、徳島県、香川県、兵庫県、三重県で線状降水帯が発生しました。 全47都道府県のランキング1~5位は画像で掲載しています。