看護師から図工の先生まで…素人が本職の大工から技術を教わる「半人前大工育成講座」

 一方、神戸で人気を集めているのが、空き家再生を手掛ける団体が主催する「半人前大工育成講座」です。DIYや家の修復に興味のある素人が、本職の大工から技術を教わります。

 (参加者)「ふだんは看護師をしています。いつか古いおうちを私も取得して、自分でおうちをつくって住めたらいいなと思っています」
 (参加者)「ふだんは図工の先生をしていて、図工室の机の上での活動が多いので、体を動かしてつくるようなことも知りたいなと思って参加しました」

 床や壁などテーマごとに開催していて、この日は20代から50代までの16人が参加しました。まずは基礎の基礎、まっすぐな木材の選び方から。

 (講師)「ちょっと木材を離して見て、どうなっていますか?」
 (参加者)「めちゃくちゃ曲がっています」
 (講師)「右に曲がっていますよね。原因は大概『節』にあるんですよ。節のところで乾燥して曲がったりする。ひねっている木は全部NGです」

 電動工具は一歩間違えればけがに直結するため、扱い方を入念に伝えます。

 (講師)「切るときに、刃が木材に当たっている状態でスタートすると、バンってさがるおそれがあるので、必ずちょっと引いた状態から切る」

 最近空き家を取得し、これから修復する予定だという参加者に話を聞きました。

 (参加者)「道具の使い方だったりとかちょっとしたポイントだったりとか、ふだんこういった現場に立ち会えることがない。家とかつくることが身近になったりとか、古いものが生かされたりとか、そういう社会になったらいいなと思う」