10日、中国電力は7日に約13年ぶりに再稼働した松江市にある島根原子力発電所2号機について、1月10日に営業運転再開を目指すと発表しました。

全国で唯一県庁所在地の島根県松江市にある島根原発2号機をめぐっては、福島第1原発事故後の2012年1月から運転を取りやめていましたが、12月7日約13年ぶりに再稼働しました。

東日本大震災で事故が発生した福島第1原発と同じ「沸騰水型」としては、宮城県の女川原発に続いて、全国2基目となりました。

これまで中国電力は、営業運転再開について、来年1月上旬としていましたが、「1月10日」に変更した検査工程を反映し、10日原子力規制委員会へ提出したことを明らかにしました。

営業運転までの検査の工程に一定の見通しが得られたことを踏まえて、改めて変更したとしています。

また、発電機並列は12月25日を予定しているということです。