竹下さん「『ふるさと愛』に感銘」
竹下さんは、映画を作って只見線を盛り上げたいという地元の人たちの心意気に共感し、映画の第2作から出演。金山町出身で、今は台湾で暮らしている女性を演じています。
竹下景子さん「台本を開くと役名が書いてあって、下に本人って書いてある欄がいくつもあるんです。皆さん故郷への愛がとても強くていらっしゃる。言葉一つ一つに自分たちの故郷、アイコンみたいな只見線、その『ふるさと愛』にいつも感銘を受けています」

午後の撮影は、金山の古民家がセットに選ばれました。竹下さんが、金山の友達と50年ぶりに再会するシーンです。友達役の役者さんたちは、はりきっていました。

竹下さん「(エキストラの演技は)最高です!ネイティブだもの。この空気がいい。金山の皆さんと一緒にいると、自然にしゃべれるような気持ちになるんです。それが楽しい」
星さん「竹下さん、さすけね」
井草監督「みんなうまいんですよ。金山劇団ですから」

来年の公開に向けて、撮影は終盤を迎えています。
井草監督「いっしょにやる仲間がいるのはとても大きかったですね」
桐山カメラマン「いいところなので、あっという間でしたね、10年。こういう形でも町に恩返しできたらいいな」
只見線が運ぶ、たくさんの希望を詰め込んだ映画「あいせき列車只見線」。完成後はYouTubeで公開し、地元での上映会も予定しているということです。
この映画には、竹下景子さんのほかにも、俳優の高嶋政宏さんや南野陽子さんも出演します。実行委員会では、クラウドファンディングを立ち上げて映画制作への協力を募っているということです。