全日空はきょうから、羽田とイタリアのミラノを結ぶ定期便の就航を始めました。観光やビジネスなど、幅広い需要を取り込みたい考えです。

きょうから、全日空で新しく就航が始まったのは、羽田とイタリアのミラノを週に3往復する定期便です。

午前1時ごろに出発した羽田空港発の最初の便には、乗客乗員あわせて215人が搭乗し、現地時間の午前8時半ごろにミラノ・マルペンサ空港に到着する予定です。

定期便はコロナ禍により新規の就航を見合わせていましたが、需要の回復などに合わせて、きょうから就航したということです。

全日空は、今年7月にイタリアの鉄道会社と提携し、ミラノから欧州の主要都市への利便性も確保したうえで、観光需要やビジネス需要など、幅広い層を取り込みたい考えです。

全日空によりますと、今年度中にスウェーデンのストックホルムと、トルコのイスタンブールへの就航も順次開始するとしています。