パリパラリンピック女子マラソン銅メダリスト山口・下関市出身の道下美里選手が2日、母校を訪ね、後輩にエールを送りました。

道下美里選手は、母校の下関南総合支援学校を訪れ、後輩たちに応援への感謝を伝えました。

2016年リオデジャネイロ大会の銀、21年東京大会の金、そしてパリ大会での銅と3大会連続で獲得したメダルを持参、在校生たちは手に取り重さなどに驚いていました。

また、陸上競技に励む高等部専攻科1年の岩崎良祐さんと対談。

岩崎さんは今年佐賀で開かれた「全国障害者スポーツ大会」の視覚障害の部、800メートルと1500メートルで優勝しています。

高等部専攻科1年 岩崎良祐さん
「4年後のオリンピック、パラリンピック狙っているので、そこに向けたモチベーションの高め方とかいろいろお聞きできたのでうれしかった」

道下美里選手
「ここは私の原点なので。後輩たちとまた走る機会をつくれたらいいなと思いましたし、夢に何か力添えできたらうれしい」

道下選手は2024年12月1日行われた防府読売マラソンに出場し、今季ベストタイムで優勝。4年後のロサンゼルス大会を出場を視野に練習に励むということです。