手紙を書く機会が減っている中、手書きで思いを伝えます。山口県田布施町の企業が2日、町内の小中学生に年賀はがきを贈りました。

年賀はがきを贈ったのは、山口県田布施町内に本社を置く大晃機械工業です。
日本郵政によると、来年(令和7年)用年賀はがきの当初の発行枚数は前の年より25%減っていて、「年賀状離れ」が進んでいます。
大晃機械工業では、手紙を書く機会が減っている中、日本の文化である年賀状を使って感謝の気持ちも伝えてほしいと、毎年、町内の小中学生に年賀はがきを寄贈しています。

今年(令和6年)は町内すべての小中学校に、あわせて約900枚が町を通じて贈られました。
大晃機械工業・山根雅和専務
「一字一字書いていくことで気持ちこもってますからね、その部分というのは読んでいただく方にも伝わるんじゃないかなというふうに思います。大切な文化を、ずっとずっと続けてほしいなと思います」
贈られた年賀はがきは、学校の授業などで活用される予定です。