「金融・資産特区」に指定された福岡市に台湾の外資系金融機関やシンガポールの資産運用会社など新たに10社が進出することが分かりました。
外資系金融機関の誘致めざす「チーム福岡」総会開催

福岡県や福岡市、地場企業、それに九州大学などでつくるチーム福岡の総会が、29日午前、福岡市で開かれました。

チーム福岡は、外資系金融機関の誘致などを目指していて、総会の後、台湾銀行の出張所が来年9月に福岡市に開設されることなど新たに10社の進出が発表されました。
新たに進出する企業
台湾銀行(台湾)
LEVECHY(東京)
みなと投資(新設)
Origgin Ventures(シンガポール)
UntroD Capital Japan(東京)
iYell(東京)
Sasuke Financial Lab(東京)
Techvify(ベトナム)
九州M&Aアドバイザーズ
ケンブリッジ・イノベーション・センター(アメリカ)
「金融・資産特区」誘致を後押しか

今年6月、福岡県と福岡市が「金融・資産特区」に指定されたことも誘致を後押ししているということです。

福岡市 高島宗一郎市長「これまでにないチャレンジをしていくうえで、規制緩和できる特区に選ばれていることは誘致をしていくうえでも武器になっている」

倉富純男会長は「台湾の半導体大手TSMCの熊本への進出を機に九州や福岡に対する外資系企業の関心が高まっている」と話しています。