オオズワイガニの特徴は?安さで人気となるが“問題”も…

 改めて、オオズワイガニの特徴を振り返ると、北海道で去年から特に大量発生しているカニで、「松葉ガニ・セコガニ」と呼ばれるズワイガニとは別のカニです。北海道では例年、年間100tぐらいとれていましたが、今年は4月~10月末で930tの水揚げがあります。

 漁の網やカゴを傷つけるため、漁業関係者にとっては悩ましい存在でした。もともと漁の対象ではありませんでしたが、“駆除のため”通年で捕獲し、販売。たくさんとれることから“安いカニ”として全国で流通しています。

 その安さから人気となっていますが、『オオズワイガニをズワイガニと偽って売る』事例があり、これを受けて国は、正しく表記するよう業界団体などへ要請しているということです。

 また、オオズワイガニが多くとれることで、『ズワイガニ(特にセコガニ)の値崩れ』も生じています。セコガニは、去年にくらべて3割~4割ほど安く流通しているということです。セコガニは今年はよくとれているため、そういう状況も相まって、安くなっているということです。

 そして、気になるのは味。人それぞれ感じ方はあるようで、「味が少し水っぽくて劣っている」という意見もあれば、「あんまり変わらない」という意見もあるということです。