コインロッカー型の無人直売所

次々と明らかになる盗難被害。こうしたなか、防犯対策を強化した無人直売所も。

(長友幸生記者)
「こちらでは、コインロッカーを使って、無人で野菜を販売しています」

小林市の農家、立野重利さんは、コインロッカー型の無人直売所を運営。
購入する際は、100円玉を入れると、野菜が入った棚の扉が開く仕組みになっている。

(農家 立野重利さん)
「完全にお金をいれないと開かないから」

この仕組みを取り入れたのは3年ほど前。
立野さんはそれ以降、安心して無人販売を行っていると話す。

(農家 立野重利さん)
「夕方はもう早めに帰るんですよ。こっち(通常の棚)に出していても(コインロッカーに)入れておけば」

日本ならではの風景ともいえる野菜の無人直売所。
正しい金額を払わなかったり野菜を持ち去ったりする行為はもちろん犯罪だ。

【参考】
今回取材した直売所では、サルやカラスなど動物による被害はないということでした。
また、取材した場所では、盗む際、硬貨を入れるふりをしていたなどの手口も聞かれました。

また、近くで多くの人が集まるイベントなどがあると被害が増える傾向があるということです。

県外では無人販売店などでの窃盗で犯人が逮捕されているケースも実際多くあります。

「盗む」ということは犯罪ですので、地域の信頼関係をしっかりと守っていきたいものです。

※MRTテレビ「Check!」11月27日(水)放送 「Check!調査班」から