お好み焼き店が悲鳴「キャベツも小麦粉も・・・」

福岡市早良区のお好み焼き店「八昌」。お好み焼きに欠かせないのがキャベツ。1日に多いときで、25玉ほど使っています。

このところのキャベツの価格について、20年前に店を出して以来、一番高いといいます。

博多八昌 代表 和泉昌明さん「今一番高いです。瞬間風速で1玉500円ぐらいするみたいなことはありましたけど今はずっと500円以上です。やっぱりスーパーでみなさんが買うキャベツとちょっと違いますから」

値上がりしているのはキャベツだけではありません。

生地に欠かせない小麦粉や卵も価格が高騰しています。

このまま続くと価格に転嫁しないと追いつかないと話します。

博多八昌代表 和泉昌明さん「今までに想定してなかったぐらいの要因がトンと出てくる感じなので、いつまで続くんだろうなっていうのはありますね」

夏の高温・生育不足が要因

農水省の26日の発表によりますと、白菜は平年と比べておよそ1.5倍大根がおよそ1.5倍ねぎがおよそ1.3倍となっています。

そして最も高いのがおよそ2.3倍となっているキャベツ。農水省は「夏の高温による生育不足が要因」と分析していて産地での出荷状況をふまえ「キャベツは12月中旬以降、徐々に落ち着くとみているが、平年と比べ高い状況は続くだろう」としています。