県立玖珠美山高校では、全校生徒のおよそ9割が玖珠町と九重町から通っています。学校では地元の中学校に出向き、積極的に学校の魅力を伝えて、今年の普通科1年生は定員に達しました。

玖珠美山高校 塩月光久校長:
「高校の取り組みを広く知ってもらいたいので、中学校が玖珠郡内に2つしかないので、郡外の中学にも説明会に行っています」
玖珠美山高校では英語と数学は習熟度別にクラスを設け、少人数によるきめ細かな指導をしています。先生たちも高い目標を持って進路選択に臨むよう力を入れていて、今年3月末には九州大学の合格者を出しました。

(生徒)「ものを作るのが昔から好きなので、国公立の工学部に行きたいと思っています」「医療ソーシャルワーカーを目指しているので、少人数での授業を受けることができ、わからない時はその場で先生にわかるまでじっくり教えてもらっています」

塩月光久校長:
「それぞれの生徒が満足し、最大限伸ばせる進路指導をしています。地元の学校で十分そういう進路に対応できることを今後もアピールする必要がある」