地域の食文化を伝えていこうと、山口県周南市の中学生が25日、郷土料理の「けんちょう」を作りました。



「けんちょう」作りをしたのは住吉中学校の2年生です。

県の事業で若い世代に郷土料理を伝えていこうと、家庭科の授業の一環として行われました。

実習では、食を通した健康づくりを目指して活動する食生活改善推進員の5人が生徒たちに作り方を教えました。

用意された食材を切り分け大根、にんじん、そして揚げ豆腐などの具材を鍋の中にいれていきます。



料理は、およそ30分で完成しさっそく自分たちが作った「けんちょう」を試食しました。

生徒
「おいしいです」
「この実習は自分たちの故郷を守っていくみたいな感じで、すごい大切だと思いました」
「どんどん増やしていけばいいと思います」

周南市食生活改善推進協議会 佐々木哲子 会長
「心も体も食べ物でできている。口に入れるものはとっても大事だと、しっかりと伝えていきたいと思います」

学校ではこれからも郷土料理づくりを授業に取り入れていきたいとしています。