山口県下松市の笠戸湾で船同士が衝突し3人が死亡した事故を受け、23日、徳山海上保安部がプレジャーボートの安全を呼びかけました。



徳山海上保安部がマリーナを訪れ、船長などにプレジャーボートの事故防止を呼びかけました。

今月17日、笠戸湾で船同士が衝突し、プレジャーボートに乗っていた3人が死亡しました。

徳山海上保安部によりますと、管内で過去5年間に衝突事故を起こしたプレジャーボートは8隻で、このうちの7隻が「見張り不十分」が原因でした。

プレジャーボートの船長 原田恵さん
「事故を受けて、痛ましいし怖いなって。今までも免許取ってから不安しかなかったんですけど、もっと不安になりました。とにかく安全確認。1人じゃなくて一緒に行っている人たちにも伝えようかなって思いました」

徳山マリン 大川昌秀 代表取締役
「プレジャーボートは事故が起こったときに命の危険に直結してます。特に徳山や下松は大型船が多い海域ですので、プレジャーボートは安全に楽しんでほしいと思います」

徳山海上保安部では、プレジャーボートを運航するときは「常時見張りを徹底すること」や「気象情報、海の状況を把握すること」など事故防止を心がけてほしいとしています。