なぜ知らぬ間に自民党員に…?支援者とのやり取りとされる音声には
JNNが入手した田畑議員と支援者の電話でのやりとりの録音から、実態が浮かび上がってきました。
自⺠党 田畑裕明 衆院議員
「ゆみこ、ゆういち、のぶお、のぶこ、ようこって書いてあるが、おそらく架空の方だと思う」
支援者
「まだいっぱいいるんじゃないか?」

自⺠党 田畑裕明 衆院議員
「いっぱいおる、いっぱいおる。もちろん。いっぱいおるからキリがない。会社から献金をいただいている。そのお金を党費にも充てさせてもらった。(従業員の)皆さん一人ひとりはお金は出してないけど、会社からいただいたものは、“党費”として預かったっていう解釈で納めた」

この会話から伺える構図は、企業から田畑氏が代表をつとめる政党支部に行われた「献金」を、党員登録に必要な党費に充て、“幽霊党員”をでっちあげたと見られているのです。
この電話での説明について、田畑議員は...
自⺠党 田畑裕明 衆院議員
「音声は私自身の声だと認識している」
――企業献金を党費に充てていた発言は事実か?

自⺠党 田畑裕明 衆院議員
「しっかり調査して回答したい」
田畑氏側が“幽霊党員”をでっちあげる必要に迫られたとすれば、なぜなのでしょうか。