山口県萩市の窯元で、来年の干支・ヘビの置物づくりが最盛期を迎えています。



萩市福井上にある萩焼の窯元「風来房」で作られた、来年の干支・ヘビの置物です。



作品を作っているのは、萩焼作家の止原理美さん。

土をひも状に手で伸ばしヘビがとぐろを巻くように形を作っていきます。

目と口をつけて、顔ができあがり。

表情はどれも違って、手作りのよさが現れています。



かわいらしい作品になるように、ヘビのイメージを優しくしていきます。

萩焼 風来房 止原理美さん
「ヘビが嫌いな方も多くて、できるだけかわいいものを作ろうと思って作りました」



脱皮するヘビは「復活と再生」を連想させるため、来年への期待を込めて上を向いているヘビに仕上げたそうです。

ヘビは家を守るとも言われ、屋根の上で優しく家を抱いている作品もあります。



萩焼 風来房 止原理美さん
「シロヘビは縁起物とかいいますので、白いものも作ってますので、そばに置いていただいたらいいなと思っています」

合わせて300個ほどを作る予定で、県内の百貨店や市内の土産物店、インターネットなどで販売されます。