既に県境を観光スポット化した例も…歩いて行ける『三県境』
一方、全国には既に県境を観光スポット化した例もあります。
埼玉県加須市、栃木県栃木市、群馬県板倉町の3県の3つの市町で構成される県境は、歩いて行ける「三県境」として整備されています。

『三県境』自体は全国にありますが、そのほとんどが山間などにあるなど、気軽に歩いて行ける場所ではありません。
埼玉県加須市北川辺総合支所・地域振興課によりますと、この歩いて行ける『三県境』を新たな観光スポットとして活用し、地域の交流人口の増加などを目的として、3市町で「栃木県・埼玉県・群馬県の三県境整備等に関する覚書」を2017年5月19日に交したとのことです。
この覚書に基づき三県境のアプローチ道路を整備し、現在ではツアー旅行の旅程に組み込まれるなど、多方面から来訪されるようになったとのことです。