警戒心が強いイヌワシ 専門家は「繁殖しなくなってしまう」と指摘

イヌワシは近年、開発などにより狩場や縄張りが徐々に失われ、絶滅危惧種にも指定されています。イヌワシの研究者である東北地域環境計画研究会の由井正敏会長は、イヌワシは警戒心が強いため人の行動が繁殖に大きな影響を与えると話します。
(東北地域環境計画研究会 由井正敏会長)「巣立ち時期に大勢のカメラマンが巣の周りをとりかこむと親が近寄らない。巣立った幼鳥が飛行訓練する場所に人がいるから飛行訓練ができないとか、そういうことから繁殖もしなくなってしまう」














