妻を殺害した罪に問われている元県議の裁判は、被告人質問2日目の20日、検察側が事件前後の行動などについて質問を行っています。

塩尻市の元県議・丸山大輔被告50歳は3年前、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美(のぞみ)さんを殺害した罪に問われ、無罪を訴えています。


検察側は事件当時、丸山被告が「一般質問の原稿の準備をする」と言って議員会館での飲み会を中座し、アリバイ工作をはかったと主張しています。


20日の被告人質問では、検察側がどの程度原稿が完成していたを問うと、丸山被告は「8割9割はできていた、残りは30分もあればできる感じです」などと答えました。

午後は裁判官や裁判員から被告への質問が予定されています。