オオズワイガニは冬以外も捕っているため、山陰では「親がに」を捕っていない時期も、新鮮なカニが店頭に並んでいたというわけです。
仕入れ業者
「北海道の漁協さんの方から、処理しきれないくらい捕れているので、親がにとかを扱われている鳥取でも売ってくれないかってことで」
オオズワイガニを扱う北海道の漁協によりますと、そもそも北海道ではメスのカニを食べる文化があまり根付いておらず、オオズワイガニのメスもオスと同様、一定数の水揚げがありますが道内ではあまり売り物にならないと言います。また、鳥取県のほかに石川県などからも引き合いがあり、オオズワイガニのメスを道外に出荷したそうです。
こうした状況に、国が動きました。