「バスの利用は?」市民に聞いてみた
街の人:
「(バスは)ちょっと高い。高いから車で行った方がはやいなと思い、友達と車で(目的地に)行ってしまったり」
「バスは全然使っていないです。電車か車か徒歩で移動している)」
「自家用車だとバスや公共交通機関が停車しないところに行きやすいので、バスは普段利用しない」
厳しい経営状況を受け、市交通局は今年4月からのダイヤ改正で44路線のうち30路線を対象に平日の運行を1日120便、減らしました。

赤字幅が最も大きい余目線も昨年度までは平日と土日祝日に、合わせて23本運行していましたが、今年度からは平日のみ7本の運行に減便となりました。
利用者:
「(路線が)なくなるんじゃないかと心配やはりあれば(便利)」
「乗る方からしたら無いと不便」

仙台市交通局輸送企画課 佐々木隆課長:
「その路線を廃止するとなると、他に交通手段を持たない人はバスに乗るしか移動の手段がないので、そういう人の移動の手段を奪ってしまうことになるため、さすがに廃止というのは今のところ難しい」