陸上自衛隊・仙台駐屯地で自衛隊や自治体などが連携した大規模災害対応訓練「みちのくALERT」の初動確認訓練が行われました。

仙台市宮城野区の陸上自衛隊・仙台駐屯地で行われた指揮所訓練には、陸上自衛隊東北方面隊や県など、あわせて59の関係機関と自治体が参加し、災害が発生した直後の迅速な情報収集や共有を訓練しました。
訓練では、岩手県沖を震源とする震度6強の地震と大津波の発生、日本海側での停滞前線による風水害の発生が想定されています。

指揮所では部署ごとに分かれ、各地に派遣された部隊と連絡をとりながら被害状況などの情報を集め整理する手順を確認しました。

陸上自衛隊東北方面総監部防衛部長・山田篤一等陸佐:
「近年、風水害の被害も出ている。災害というのは複合的に発生する可能性があるので、それを東北6県で対処能力を上げなくてはならない」

自衛隊と自治体などが連携して行う災害対応訓練「みちのくアラート」はコロナの影響で6年ぶりに実施されていて、実動訓練も取り入れ24日まで行われます。