コロナ禍のとき”マスクなし”で催しを強要 その後クラスターが発生
また、生徒たちへの「強要」は学校の中だけにとどまらなかったという。おととし4月、学校が実施した宿泊研修での出し物の際、当時はコロナ禍でマスクの着用が呼びかけられていたが、マスクを着用せず、密集した状態で行われた。一部の生徒から反対の声があがったが、「伝統行事」として強行されたという。宿泊研修に参加していた生徒の保護者は、研修の行き帰りのバスでマスクを外して校歌を大声で歌うことも強制されたと話す。
(在校生の保護者)「私たちも娘に(コロナを)うつしたらダメっていう感じで、とにかく家にもコロナを持ち込まないっていう危機感はすごくあったのに、『何やってるの?』っていう」
結果として研修に参加した生徒と教員の計60人が新型コロナに感染するクラスターが発生した。学校側は当初、保護者に十分な説明を行わなかったという。
(在校生の保護者)「何人ぐらいが(コロナに)なってるのかもちゃんと公表されない。それこそ何でも(”けじめ”などと)連帯責任を言う割に、そういうところは隠す。謝罪もない。どんな学校なんって」